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Q&A

よくあるご質問

技術・知識取扱製品について

  • 1.モジュールは防水製品なのに、なぜ露出では保証対象外、
    または使用不可なのですか?

    屋外露出の環境下によりケースやレンズ、コードにとって過酷な状況下になり故障の原因となる為です。

    ケース・レンズなどの樹脂の劣化

    屋外は下記に晒される条件が揃っているため、故障しやすくなります。

    ① 紫外線
      紫外線を受け続けることで、モジュールの化学構造が変化し脆くなります。

    ② 温度
      温度の変化による膨張伸縮により、モジュールに負荷がかかります。

    ③ 水
      水がかかることでホコリ・ゴミが付着しやすくなり
      濡⇔乾の繰り返しにより劣化が著しく早くなります。

    コード

    耐水性に優れたキャブタイヤケーブルではないため、屋外に露出すると
    紫外線及び経年劣化により被覆材がもろくなります。

    ⚠年数が経過すると劣化したところから
     浸水の可能性が出てきます。

    水の浸水により故障した100Vモジュール

    🚫屋外露出では、紫外線・水・ホコリなどの原因でコード、ケース材が
     劣化しやすくなります。
     劣化部からの水の侵入などにより故障の原因となりますので屋外露出は
     原則しないようお願いいたします。

  • 2.施工する際の注意点、アドバイスはありますか?

    代表的な注意点は以下になります。

    一次側電源のON/OFF

    🚫電源をONにしたままLEDを接続しない
     ※ 特に試験点灯の時に注意が必要です。

    活電挿抜

    🚫特に試験点灯の時の「定電流LED電源」に注意が必要です。LEDが破損します。
     試験点灯時、LED電源とLEDの仮結線部の「接触不良」によっても、接触不良の中でOFFの状態を作り無負荷通電となります。
     一度でも無負荷通電となると一度LED電源を切っても、内部コンデンサに溜まった
     高電圧を放電するのに5分待たなくてはなりません。

    末端処理

    ⚠末端処理にはループ個別絶縁の2通りあります。
     機種ごとに異なりますので注意が必要です。

    並列(分岐)配線の可否

    🚫定電流タイプのみ不可となり一筆配線となります。

    IN/OUT

    ⚠定電流タイプにはIN/OUTの
     向きが決まっております。

    直列最大連結数・配線距離

    ⚠電圧降下を防ぐ為、直列最大連結数と、電源からLEDまでの配線距離を守って下さい。
     ※ 連結数、配線距離は機種により異なります。

    LED定電流電源の接続個数

    ⚠定電流タイプには
     下限と上限があります。

    駆動用電源型番
    (700mA)
    駆動可能LED
    モジュール数
    TEP4-700-250NF
    47~67個(AC100V)
    47~80個(AC200V)
    β2-700-130NF
    23~41個
    β1-700-65NF
    12~20個
    K68-027C070-301
    5~12個
  • 3.100V直結品と電源があるタイプ、結局どちらが良いのですか?

    基本的に電源があるタイプを推奨いたします。
    その際、電源の設置場所を確保してください。

    メリット・デメリット

      AC100V直結品 電源ありタイプ品
    施工性
    モジュールを100Vラインに直結できる為、施工が非常に簡単
    電源の置き場所を考える必要があり、配線に苦労する
    入力電流
    AC100Vのみ
    AC100V/200V
    力率
    力率は良くない
    比較的、力率は良い(電源内に力率改善回路搭載の為)
    ちらつき
    最小限の直流生成部品しか内蔵しておらず、目に見えないちらつきが発生する
    電圧、電流が安定している為、ちらつきは発生しない
    安全性
    600V耐性の電源コードを使用し、絶縁不良や漏電対策としているが、高電圧のため取扱注意
    電源に過電圧保護や過電流保護等、万全な安全対策が施されている
    保護
    過電流(適正な安全ブレーカーを使用する)
    過電流、過電圧、サージ、入力変動に対する保護機能
    寿命
    交流100VをLEDが使える直流電圧に変換するための周辺部品を、小さなモジュールに搭載する必要があり必然的にモジュールの発熱量が多くなる。
    よって電源ありタイプモジュールと比較するとモジュール寿命は大幅に短くなる。
    発熱する直流電圧変換は電源ユニット内に集約、内蔵される為、モジュール自体は回路が簡素化され、発熱最小限に抑えることができる。

    👉施工面では100V直結タイプモジュールの方が良いが、寿命や安全面の観点から
     電源設置場所を確保できる場合は、保護機能が多く備わった電源ありタイプ
     使用する方が望ましい。

  • 4.100V直結品でブレーカーを推奨している理由は何ですか?

    理由は2点あります。
    弊社製品のみならず、AC直結製品はすべて同様です。

    ブレーカー推奨の理由

    ⚠適切なブレーカーを設置しなければ…

     ①LED製品短絡や配線の過電流などの異常を検知できないことがあり、
      火災の危険性が高まります。(大元のブレーカー容量が大きい場合)
     ②ブレーカーの遮断が他の電力需要部位へ波及する恐れがあります。
      (大元のブレーカーにLED以外の製品や装置が接続されており、
      LED側で短絡事故が発生した場合)

    不適切な小型ブレーカーの設置(例波及事故例)
    適切な小型ブレーカーの設置例

    👉弊社では製品の電力容量に応じたブレーカー設置を推奨しております。
     もしお客様でご使用されるブレーカー容量が小さく、弊社LED製品への専用配線を
     行われている場合には弊社推奨ブレーカーを使用する必要はありませんが、それ以外
     の場合は弊社ブレーカーを使用し、異常時にLEDのみを遮断できるような配線検討を
     必ず行ってください。

  • 5.定電圧と定電流の違いを教えてください。

    代表的な点は以下になります。

    回路比較

    定電圧モジュール 定電流モジュール
    モジュール内部に①電流制限抵抗や、②定電流素子が組み込まれる。そのため、それらの素子の電力損失のより、発光効率低下、モジュールの発熱、それによる輝度ムラや色ムラ、LED劣化が発生しやすくなる。
    定電流電源を使用する為、モジュール内部には定電流素子が必要なく、シンプルに回路構成できる。素子による電力損失がなくなるので、発光効率が高くなり、モジュール発熱によるLED性能の低下を防ぐ事ができる。

    スペック比較例

      定電圧モジュール
    ペンタワイドⅣCV-H
    定電流モジュール
    ペンタワイドⅣCC
    消費電力 1.05W 2.10W
    LED器具光束 125lm 265lm
    発光効率 119lm/W 141lm/W

     

    👉定電圧方式は消費電力の割にLED光束値が低い。いわゆる、発光効率が低い。
     これはLEDの性能ではなく、定電圧回路の損失により発生するものである。

    駆動方式によるメリット、デメリット

      定電圧駆動方式 定電流駆動方式
    LED
    LEDは電流駆動素子であり、定電圧駆動では熱暴走するため、定電流回路もしくは定電流素子をモジュール内に搭載する必要あり。
    LEDとの親和性が高く、素子に優しい駆動方式。
    効率
    定電流回路あるいは定電流素子のせいで、モジュール内での損失が大きい。電気的効率、発光効率は定電流方式よりも劣る。
    LED以外の素子は搭載する必要がなく、モジュール内での損失はほぼ無い。省エネ向きの駆動方式と言える。
    電圧降下
    配線の電圧降下により、各LEDモジュールにかかる電圧が異なる。それ故、各LEDに流れる電流値も異なり、輝度ムラ、色ムラに発展する。電圧降下を防ぐには配線径をより太くして、影響を最小限に抑える。
    配線の電圧降下は発生するが、各LEDに流れる電流値は一定であり、電圧降下の影響による輝度ムラの問題は無い。
    施工性
    施工の融通性あり。
    モジュール1個での点灯、モジュール間の自由な切り離しや接続、直列並列の混在配線も可能。
    施工の融通性無し。
    1本の直列ループ配線の中で、使用電源の接続個数範囲を厳守し接続する必要あり。二次側電圧が高く取扱注意。並列接続は厳禁。
    安全性
    DC12V~24Vまでと二次側電圧が低く定電流電源に比べると比較的安全。
    二次側の電圧が高い。DC125V~210V(AC100V時)※TEP4-700-250NF電源使用時
    調光範囲
    0~100%まで調光可能。
    15~100%まで調光可能。
    完全に消灯する事ができず、別途オンオフスイッチが必要。
  • 6.LED電源のほうが先に故障するのは何故ですか?

    その多くは、不適切な設置環境などにあります。
    (一部のLED電源単体の不良を除く)

    熱に起因するもの

    収納BOXに密集した状態で収納
    (各LED電源の発熱で相乗効果により温度が高くなってしまう)

    薄型サインで看板内収納
    (LEDモジュールの熱とも干渉してしまう)

    電解コンデンサ等の部品破損

    LED電源内部の構成部品、「電解コンデンサ」が熱により内部電解液の化学反応が加速し内部ガス圧力が高まり破裂(液漏れ)等で破損してしまう。

    商用交流電源(AC100/200V)から規定電圧の直流電流を生成させるにはある程度のロスが生じ、そのロスは全て熱に変換されます。

    電子部品は全て、熱で寿命を左右されます。LED直流電源の寿命を左右する代表部品は「電解コンデンサ」です。

    ❕ 周辺温度が50℃以下となる収納環境にする


    👉熱への対策をしっかりと取れば、寿命を大幅に伸ばす事ができます。
     過電流や過電圧保護等、多くの保護機能を搭載したLED電源を正しく設置し、
     LEDの性能を最大限に発揮できるようにご配慮ください。

  • 7.不具合症状から推定される原因を教えてください。

    下記表より各タイプモジュールごとの原因をご参照ください。

    点滅・ちらつき

    定電圧
    モジュール
    LED電源不良
    はんだ不良
    部品不良(電解コンデンサなど)
    一次電圧不安定
    一次側へのモータなどのノイズ印加時
    定電流
    モジュール
    LED電源不良
    はんだ不良
    部品不良
    並列接続
    間違えてモジュールを並列接続したとき
    接続個数不足
    LED電源の最低電圧以下の負荷を繋いだとき
    電源電圧低下
    一次側が定格よりかなり低い電圧に下がった場合
    施工不良
    活電挿抜により一部のLEDが短絡し、全体のVfが下がり電源の出力範囲を逸脱
    AC100V
    モジュール
    モジュール破損
    AC200V印加され、モジュールが破損(不点灯にならない事もあり)

    輝度低下

    定電圧
    モジュール
    LED電源不良
    はんだ不良
    部品不良(電解コンデンサなど)
    結線不良
    結線部の接触抵抗大
    接続個数過多
    接続個数が多く過負荷となりLED電源特性により電圧低下
    電圧降下により輝度低下
    定電流
    モジュール
    LED電源不良
    部品不良(電解コンデンサなど)
    並列接続
    VFが不安定になり輝度低下
    結線不良
    結線部の抵抗大
    接続個数過多
    接続個数が多く、過負荷となりLED電源特性により電源低下
    延長配線が長く、損失により過負荷状態となった場合
    AC100V
    モジュール
    モジュール破損
    AC200V印加され、モジュールが破損(不点灯にならない事もあり)

    一部不点灯

    定電圧
    モジュール
    結線不良
    系統の結線ミス(系統の極性間違い、断線)
    製品不良
    製品のはんだ不良
    定電流
    モジュール
    施工不良
    活電挿抜による一部のモジュール破損
    (短絡モードで破損する為、他の正常品は点灯する)
    AC100V
    モジュール
    製品不良
    製品のはんだ不良、部品不良によりその個体のみが不点灯
    製品内への浸水によりその個体のみヒューズ溶断
    一次電圧不具合
    一次側に過電圧が発生し、系統内の一部ヒューズ溶断

    全体の不点灯

    定電圧
    モジュール
    LED電源不良
    LED電源破損により全体が不点灯
    結線不良
    結線部の接触抵抗が大となり、後段に電流が流れない
    (被覆部位でのカシメ、コーキング樹脂がカシメ部位に
     介在等の原因)
    +-極性を間違え結線された
    施工不良
    配線間での短絡
    一次電圧不具合
    一次側電圧が極端に低い、あるいは電圧が来ていない
    定電流
    モジュール
    LED電源不良
    LED電源破損により全体が不点灯
    結線不良
    +-極性を間違え結線された
    末端ループをさせていない
    施工不良
    活電挿抜による不点灯
    (一次側通電しながらの施工、通電時の配線切断作業など)
    LED電源の選択ミス
    製品不良
    製品のはんだ不良、部品不良
    一次電圧不具合
    一次側電圧が極端に低い、あるいは電圧が来ていない
    AC100V
    モジュール
    結線不良
    大元の結線部分が断線
    施工不良
    製品配線短絡によるブレーカー動作
    製品不良
    製品内部品や部品破損での短絡によるブレーカー動作
    製品内への水侵入での短絡によるブレーカー動作
    モジュール破損
    AC200V印加され、モジュールが破損

  • 8.よくある施工トラブルは何ですか?

    代表的なトラブルは以下になります。

    必要以上の電圧をかけてしまう

    🚫過電流により通常より強い光を放ち、
     モジュールが損傷いたします。
     下図の赤〇点線部のLED素子の裏の
     抵抗体素子が先に損傷します。

    定電流モジュールの並列配線

    ⚠点滅するなど正常に発光しません。
     ※モジュール・LEDは損傷しません。

    ※動画内 0:26~に記載の接続個数は仕様変更により現在と異なります。詳細は下記表をご覧ください。

    LED定電流電源の接続個数を超える、または下回る

    ⚠超える場合 … 一瞬点灯し消灯します。
     下回る場合 … 激しく点滅を繰り返します。
     ※どちらもモジュール・LEDは損傷しません。

    駆動用電源型番
    (700mA)
    駆動可能LED
    モジュール数
    TEP4-700-250NF
    47~67個(AC100V)
    47~80個(AC200V)
    β2-700-130NF
    23~41個
    β1-700-65NF
    12~20個
    K68-027C070-301
    5~12個
    ※ 定電流電源には上限と下限があります。

    LED電源の容量を超えて接続

    ⚠弊社取り扱い電源では消灯します。
     ※モジュール・LED電源は損傷しません。

    LED電源間の距離をとらずに設置

    🚫LED電源間の距離を最低50mmとらずに設置しますと、熱の影響を受け寿命が極端に短くなり破損に至ります。

    結線が緩んでいる

    ⚠設置初期は正常点灯するが、長期にわたる各種要因※により電気抵抗が発生し輝度が低下します。
    ※ 温度変動、熱サイクル、金属表面の酸化など

  • 9.LEDは熱がでないと言われてますが実際どうなのですか?

    熱は発生します。
    あくまで「白熱電球」などの昔の光源と比較しての話です。

    熱の発生について

    LEDでも白熱電球でも、電気で作動します。電気の力が光に変わります。
    その際、光にならないロスする電気があり、これが全てになります。
    LEDはそのロスは比較的少ないですが、その自らロスした熱で自分の寿命が左右されてしまいます。
    その熱を効率良く外に逃がす「放熱設計」は各メーカーが一番奮闘している要素となっています。

    👉ロスが少ない → 熱が少ない → 発光効率が良い → ECO

    白熱電球

    熱せられたフィラメントで光を放ち、光源放射熱があります。

    LED

    放射熱は少ないですが、そのLED半導体を搭載している基板はかなり熱くなります。

  • 10.IP規格とは何ですか?

    IEC(国際電気標準化会議)によって定められた、電気製品の防水・防塵性能を表す規格のことです。
    JIS(日本工業規格)でも採用されています。

    IPコードの見方

    数字が大きいほうが保護が強力です。

    👉IPとは…
    Ingress Protection
    (侵入に対する保護)の略です。

    防塵等級(6段階)の一覧

    • 0級= 特に保護がされていない
    • 1級= 直径50mm以上の固形物が中に入らない(握りこぶし程度を想定)
    • 2級= 直径12.5mm以上の固形物が中に入らない
    • 3級= 直径2.5mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
    • 4級= 直径1mm以上のワイヤーや固形物が中に入らない
    • 5級= 有害な影響が発生するほどの粉塵が中に入らない(防塵系)
    • 6級= 粉塵が中に入らない(耐塵形)

    防水等級(8段階)の一覧

    • 0級= 特に保護がされていない
    • 1級= 鉛直から落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅰ形)
    • 2級= 鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴Ⅱ形)
    • 3級= 鉛直から60度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない(防滴形)
    • 4級= あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない(防まつ形)
    • 5級= あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない(防噴流形)
    • 6級= あらゆる方向からの強い噴流水による有害な影響がない(耐水形)
    • 7級= 一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない(防浸形)
    • 8級= 継続的に水没しても内部に浸水することがない(水中形)

    💡 アリストジャパンのLEDモジュールはIP67を取得しております。

  • 11.中国産などの安いものとの値段の差・品質の差は何ですか?

    代表的な差は以下になります。

    LED素子の選別

    LED製造工程において色合いや明るさにバラつきが発生します。
    弊社では独自の選別・購買体系により、極力バラつきをなくせるような製品化体制を整えております。

    輝度ムラ

    色ムラ

    製造方法

    弊社ではワイヤーと基盤の接続箇所を熟練の技術者により手で半田付けしております。
    大量生産が容易なビス止め方式よりも手間はかかりますが、導通が確実で接点が外れにくい製造方法です。

    [半田付け方式]
    基盤とワイヤーの導電が強固

    [ビス止め方式]
    基盤とワイヤーの導電が緩い、ビスが取れやすい

    筐体材質

    弊社製品は主な部材に難熱材を採用しております。
    万が一の事故でも自己消火作用を持つため、火災などの大きな事故にはなりません。

    施工性の向上

    弊社製品の一部のモジュール(デュオスリムⅡ・モノミニⅡ・ジェム・ジェムミニ)には単線を採用しております。
    LEDモジュールでは より線が一般的な中、お客様からの意見を取り入れ、小さな文字に使用する事の多い一部のモジュールには配線の固定が楽なように、より線から単線へ変更し施工性を改善しております。

設計・依頼弊社へのご依頼等について

  • 12.配置図を作成する際の設計基準はどのように行っているのですか?

    看板は様々な条件に左右されるため画一的な設計基準はありません。様々な条件を考慮しベストな設計を心がけております。
    (コスト面・周囲環境・材質 等)

    設計基準

    サイズ
    W×H×Dまたは離れ(内寸必須)
    製品選定のため
    板面素材
    アクリルまたはFFシート、発光色、シート色など
    明るさ・色温度選定のため
    明るさ
    [標準]アクリル/約3000Lx FFシート/約2000Lx
    明るさ設定のため
    LED
    定電流 定電圧 AC100Vなど
    配線の手間に影響あり
    LED電源
    防滴(器具内収納) 防水(屋外露出) 屋内用など
    LED電源の設置場所による

     

    基本設計(厚み D:ピッチ Pの関係)

    種類
    代表製品
    深さ
    (mm)
    行灯/内照
    チャンネル
    文字/内照
    バックライト
    レンズ
    タイプ
    ペンタワイドⅣCC
    80
    以上
    D:P=1:2
    D:P=1:1.5~1.8
    -
    ペンタワイドⅣCV-L
    80
    以下
    D:P=1:1.6
    D:P=1:1.6
    -
    通常
    タイプ
    デュオスリムⅡ
    60
    以上
    P=D+10~20
    P=D+10~20
    P=離れ×1.5~2
    モノミニⅡ
    60
    以下
    P=D
    P=D
    P=離れ

     

    推奨範囲

    看板の大きさによりますが以下の推奨範囲を目安にしてください。

    一般的にLED~発光面の距離(厚み or 離れ)が…
    遠い場合:光が届きにくくなるため暗くなる恐れがあります。
    近い場合:光源のドットが見えやすくなるためムラ発生と明るくなりすぎる恐れがあります。

  • 13.配置図を依頼する際の注意点を教えてください。

    下記の点にご注意の上、ご依頼ください。

    配置図依頼方法について

    下記内容(1~7)が配置図作成に必要な情報です。該当箇所をすべてご提示ください。

    👉【内寸】とはLEDの設置面からアクリル、FFシートの内側までの寸法のことを言います。
      ※ 厚み離れ等、メーカー推奨を希望される場合は【推奨】の旨お申し付けください。
      ※ 照度やコストなどのご希望がございましたら併せてお申し付けください。
      ※ 条件に漏れがある場合、確認後の作業となりご提案が大幅に遅れる可能性があります。
      ※ 同案件で複数パターンのご依頼は御受けしかねる場合がございます。

    看板図面データについて

    配置図作成には看板図面が必要です。ご依頼の際に、下記データを一緒にご提出ください。

    ①illustratorデータ(アウトライン済み
    ②PDF(確認用)

    ⚠ベクター形式のPDFであればPDFのみでも可能です。
     画像をPDFにしたもの、FAX、スキャン画像でのご依頼は概算のお見積となります。
  • 14.内照式看板での設計・施工に対する注意点を教えてください。

    代表的な注意点は以下になります。

    照度について

    弊社指示の概算照度は意匠などは考慮しておりません。
    下記の場合はご注意ください。

    ①意匠が濃いもの(青系の意匠など)
    →基準より照度が落ちる可能性があります。

    ②透過率が低い素材(デュアルカラーフィルムなど)
    →基準よりも大幅に照度が落ちるので注意が必要です。

    ③設置個所が明るい環境(繁華街など)
    →概算照度通りでも暗く見える場合があります。

    ④設置場所が暗い環境(田舎など)
    →概算照度通りでも明るく見える場合があります。

    ⑤チャンネル文字(サイズ・文字幅が混合)
    →照度に差が出る場合があります。

    ⚠②の代表例
    ⚠⑤の代表例

    内部補強材について

    大型行灯や企画看板は、内部補強材により
    影が出る場合がございます。

    看板をきれいに光らせるためには…

    意匠の色や板面の色彩をよくするために、モジュールの色温度にもご注意ください。
    色温度を変更することで演色性が高くなり、看板の見え方が変わります。

    【参考・演色性とは】
    演⾊性とは光が対象物を照らした際に、いかに自然にみせることができるかを評価した数値です。
    演色性は「Ra」値で表し、Raが100に近いほど自然に見えRa80以上で良しとされる。
    アリストジャパンのLEDはほとんどの製品でRa80以上です。
  • 15.バックチャンネル看板での設計・施工に対する注意点を教えてください。

    代表的な注意点は以下になります。

    離れについて

    バックチャンネルは右図のA+B
    板面からの離れとして設計します。

    👉アリストジャパンではA寸法20mmを
     推奨しております。

    筋やドットの映り込みについて

    筋が映り込んだりドットが出てしまう場合は、下記にご注意ください。

     ①上記A寸法が深すぎる
     ②反射率の高い壁面

    👉壁面が反射率の高い素材は
     ドットが出やすくなります。
    (大理石/アルミ複合版/光沢シートetc...)

    設計について

    乳半アクリルの設置を推奨いたします。

     ・壁面にドット映り込み防止の為
     ・防水の為
     ・ケーブル劣化の為

    ⚠乳半アクリルがあると安全性・寿命が大幅に改善されます。

  • 16.現場で使用するケーブルについて教えてください。

    代表的なケーブルは以下になります。
    使用電圧・電流・用途(電気/信号等)を明確にしてお選びください。

    電気を流すケーブルの場合

    👉ケーブル選定方法は…?
    ex) ① 電源一次側(100V)の場合
     12Vモジュール60個(@2.0W)の場合
     60個× 2.0W = 120W
     120W×安全率120%÷入力電圧100V=1.5A
     VVF1.6mm以上のものを使用
    ex) ② 電源二次側の場合
     12Vモジュール60個(@2.0W)の場合
     60個× 2.0W ÷ 12V = 10A
     VCTF1.25mm²以上のものを使用
    👉看板内コードは…?
     アリストジャパン製品には下表と
     同等のコードをご使用ください。

    調光信号を流すケーブルの場合

    ※LED電源表記は割愛しています。
  • 17.調光はできますか?

    投光器を除く全ての製品で調光可能です。
    別途専用調光器が必要です。

    調光種類

    位相制御

    100Vモジュールの明暗調光に使用する調光方式
    ※暗くしすぎるとちらつきが見えやすくなるので注意が必要です。

    LZA-90306e

    PWM

    単色の明暗調光のスタンダードな方式

    β2-700-130PWMF

    LZA-93099

    DMX

    複数chに特化した演出向きの方式

    SLESA-U11

    DP-10A

    SPI

    LEDごとに個別制御が可能で流れ演出ができるRGB調光方式

    SMA-1024PIX

    ArtNet

    調光方式・調光範囲を卓越した上位調光方式

    DALI

    照明だけでなく、空調・映像などの
    別要素も一括で管理できるシステム

    DALI-BUS

    2309PRO

    アリスト製品 調光対応表

  • 18.電圧降下とはなんですか?
    また対処法はあります?

    電圧を印加したケーブルや電線において、末端になるに従って電圧が低くなっていく現象のことを表します。

    使用電流が多いほど降下する

    ❕ 弊社の各モジュールの最大直列連結数を超える場合は並列接続してください。
    ※ 最大直列連結数はモジュールによって異なります。

    👉LEDを下表よりつなげると末端からどんどん暗くなる

    電線が長いほど降下する

    ❕ 弊社ではケーブルの最大距離を定めております。
    定められた距離内で使用してください。

    ケーブルが長すぎると末端の電圧は低くなる。

    電線が細いほど降下する

    ❕ 必ず使用電流値以上のA(アンペア)を確保できる太さのコードをご使用ください。

    使用電圧が低いほど影響が大きい

    ケーブルを10M伸ばし電圧が3V降下したと仮定します。

    12Vの場合  → 12Vに対し3V降下  → 25%ダウン↓↓
    24Vの場合  → 24Vに対し3V降下  → 12.5%ダウン↓↓
    100Vの場合 → 100Vに対し3V降下 → 3%ダウン↓↓

    この時、割合として受ける影響は …… 12V > 24V > 100V となります。
    (12VのLEDが一番必要な電圧を受けられず、暗くなり、場合により不点灯になる可能性が一番高くなります。)

  • 19.アリストジャパンの特徴を教えてください。

    一通りのサイン関連商品をラインナップしております。 そのほか、以下のサービスを行っております。

    光作品としての提案

    積算・見積りだけではなく、サインの特徴を捉えた出来栄え品質まで見据えた
    光作品としての提案を行っております。

    建築照明の提案

    照度分布図・CG・配線図・加工図も作成しております。

    2次加工の請負

    LED組込加工、分電盤作成などの2次加工も承っております。

  • 20.カタログ製品以外のOEMやカスタム品の依頼は可能ですか?
    また自社製品以外の取り扱いはありますか?

    OEMやカスタム品も対応しております。 自社製品以外もご提案させていただきます。

    OEM・カスタム品について

    オリジナル製品はもちろん、カタログ製品のカスタマイズにも対応しております。
    (色温度・明るさなど)

    他社製品の取り扱いについて

    協力会社からテープライト、イルミネーション等を取り寄せご提案させていただきます。

一般よくあるご質問について

  • 21.発注はどのようにすればよいですか?

    メールまたはFAXにて発注書をお送りください。追って弊社より返信いたします。(口頭注文はお受けしかねる場合がございます。)

    発注書には下記を明記ください。弊社の御見積書に追記していただいても問題ありません。

    ①案件名 ②商品名 ③数量 ④送り先
    ⑤希望着日(週末発注時、土日着or 週明け着)

    メールでの注文に返信が無い場合、お手数ですが出荷漏れ防止のため
    お電話にてご連絡ください。

    当日15 時までのご注文で当日出荷いたします。
    (通常翌日着/北海道・九州・沖縄・広島・山口・島根・離島などは翌々日着)

    千葉県柏市の倉庫からヤマト便にて発送いたします。
    倉庫での引取も可能です。

  • 22.仕事がキャンセルになった場合、返品は可能ですか?

    お客様都合での返品は、条件を満たす場合に限り可能です。

    返品は、出荷日より一か月以内、未開封の商品に限ります。

    弊社にご連絡のうえ、弊社オフィスまでご返送ください。

    ※ 返送の際の送料はお客様負担となります。
    ※ 返送先は出荷倉庫(千葉県柏市) ではなく、【弊社オフィス】となります。ご注意ください。
    ※ 検査手数料・倉庫輸送費として、物量にかかわらずご購入価格(税抜)の20%の費用(税抜)を申し受けます。
    お客様負担の金額が¥3,000未満の場合は下限として¥3,000となります。
    ※ 特注品は返品の対象外とさせていただきます。

      ご理解のほど、よろしくお願いいたします。

    【返送先】弊社オフィス
    アリストジャパン株式会社
    〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町8-7 サンビル4階
    TEL:03-5652-0388

  • 23.製品保証はどのようになっていますか?
    施工保証はしてくれるのですか?

    製品保証は商品により1 ~ 3 年間ございます。(適用条件あり)
    施工保証はございません。

    製品保証期間は発送日から起算した年数になります。

    3年間モジュール(単色・調色) / リニアタイプ(屋内/広角) / 電源
    2年間リニアタイプ(屋外/広角)※一般使用 / リニアタイプ(屋外/狭角)
    モジュール(RGB) / 投光器
    1年間リニアタイプ(屋外/広角)※屋外露出使用 / 調光関連機器 / その他

    製品保証には適用条件がございます。下記条件をご確認ください

    ①保証期間内であること
    ②説明書に従い正常な使用状態のもとで故障した場合
     ※ 施工の際は取扱説明書の注意書等をよくお読みの上、施工してください。
     ※ Q2. 施工注意点やQ8. よくあるトラブルを併せてご参照ください。

    取扱説明書:禁止事項
    取扱説明書:注意事項

    製品保証書、出荷証明書等の対応も行っております。
    ご依頼には、必ず[件名][宛名] をご提示ください。
    原則PDF データでのご提出となります。

    取扱説明書はダウンロードページからも確認することができます。

  • 24.製品不良があった場合、どのような対応をしてもらえますか?

    製品保証期間内であれば代替品を手配させて頂きます。
    ご入用であれば不具合解析報告書の提出もいたします。

    代替品の手配には下記情報が必要となります。
    弊社までご連絡ください。

    ①案件名 ②商品名 ③数量 ④不良箇所(不点灯・点滅・その他) 
    ⑤経過時間(設置前・設置後)⑥設置環境(屋内・屋外) 
    ⑦看板種類(行灯・チャンネル文字内照・バックライト)

    解析には不具合製品が必要となります。
    不具合製品を弊社宛に発送下さい。
    解析後、結果をご連絡いたします。

    ※ 製品不具合の場合は無償(保証期間内に限る)ですが、
      製品不具合でない場合は有償となります。
    ※ 製品の不具合でない場合、解析費が追加になる場合がございます。
    ※ 解析にはお時間を頂戴いたします。(約7~10日、場合により2週間以上)

    施工後の案件では、解析用資料として状況の分かる現場写真をお送りください。

    ※ 不具合箇所がわかる写真 
    ※ 電源ボックス内写真

    不具合解析報告書の提出も致します。ご希望の際はお申し付けください。

    ※ 報告書作成には解析時間+2~3日お時間頂戴いたします。
    ※ 場合により、ご依頼をお受けしかねる場合がございます。

  • 25.品番の意味はありますか?

    はい。それぞれの品番に意味があります。
    一部を以下にご紹介いたします。

    モジュール

    スターライトデュオⅣ

    モジュール/定電流

    ペンタワイドⅣCC

    モジュール/定電圧

    ペンタワイドⅣCV-H

    リニアタイプ(狭角)/定電圧

    グローチューブⅥ

    リニアタイプ(広角)/定電圧

    シームレスビーム

    投光器

    フラッドライト

  • 26.製品に定価はありますか?

    希望小売価格としてLED及び一部の電源・調光器で設定しております。

    希望小売価格は各製品ページでご確認ください。
    販売価格につきましては、弊社担当営業か、お問い合わせよりご連絡ください。
    ​担当より折り返し、ご連絡させていただきます。